自衛隊には、通勤手当があります。この通勤手当をお得に受けとるために、自転車で通勤することをおススメします。
結論から述べると、以下のようになります。
- 徒歩通勤 → 手当0
- 自転車通勤 → 毎月2000円以上黒字
- 車通勤 → ガソリン代でトントン
車通勤、徒歩通勤をしている自衛隊の方は、本記事で紹介する「お小遣いup交渉術」を使って奥さんに伝えれば、間違いなくお小遣をUPさせられるでしょう。
自衛隊の通勤手当について
通勤手当を貰って「お小遣いup」交渉術
自衛隊の通勤手当について
実は、自衛隊の通勤手当は非課税です。移動に使ってるお金だから、税金はいらないという意味があります。
自衛隊の通勤手当について、以下2点を解説します。
自衛隊の通勤手当を受け取るための条件
通勤距離による手当額の差
自衛隊の通勤手当を受け取るための条件
自衛隊の通勤手当の根拠は防衛省の職員の給与等に関する法律です。
この内容を抜粋し分かりやすく伝えると、以下の内容を満たせば通勤手当を受け取ることができます。
通勤距離が2km以上
交通の用具を用いて通勤する
通勤とは?
家のドアを開けるところから、勤務地のドアを開けるところまでです。
「交通の用具」とは?
自転車、原付、自動車、バイクのこと。
当然ですが、通勤の経路は最短の距離で計測します。
通勤距離による手当額の差
自衛隊の通勤手当は、距離によって額が変わります。
通勤の距離による手当額は以下の通りです。
片道5km未満 :2,000円
片道5km以上10km未満 :4,200円
片道10km以上15km未満 :7,100円
片道15km以上20km未満 :10,000円
片道20km以上25km未満 :12,900円
片道25km以上30km未満 :15,800円
片道30km以上35km未満 :18,700円
片道35km以上40km未満 :21,600円
片道40km以上45km未満 :24,400円
片道45km以上50km未満 :26,200円
片道50km以上55km未満 :28,000円
片道55km以上60km未満 :29,800円
片道60km以上 :31,600円
つまり、最低2000円(5km未満)から最大31600円(60km以上)貰うことができます。
通勤手当をアップできるかもしれないコツ
前述した通り、通勤とは、家のドアを開けるところから、勤務地のドアを開けるところまでのことを言います。
実は、経理隊の方も忙しいので、1つ1つ家から勤務地までの距離を計っているわけではありません。
隊員住所と、基地名を入力して距離を出しています。
つまり、家のドアから、勤務地のドアまでの距離を正確に算出すれば、通勤距離を増やすことができます。
以下の場合は自分で地図上で距離を計測してみましょう
通勤距離が1.9kmだから手当が出ない ⇨ 2kmを越え、手当支給対象に
通勤距離が4.9kmで、手当額2000円 ⇨ 5kmを越え、4200円支給に
これをやる場合は、自分で資料を印刷して、ペンで通勤経路であらかじめ書き、経理隊が一目で分かる状態にして持っていきましょう。
自転車で通勤することをおススメする理由
自転車で通勤すべき理由は4つです。
- 渋滞を回避でき・運動になる
- 徒歩だと通勤手当が出ない
- ママチャリだと5か月で元を取れる
- 車だとガソリン代がかかって実質マイナス
それぞれ解説します。
渋滞を回避でき・運動になる
そもそも自転車で通勤することで渋滞を回避できるメリットがあります。
自衛隊の基地の前は、出退勤の時間になるとみんな一斉に出退勤するので、非常に混みます。
そんな中自転車勢は横をすり抜けていきます。
出退勤にかかる時間も、車より短くなるかもしれません。
徒歩だと通勤手当が出ない
前述した通り、徒歩だと通勤手当は出ません。
中には、通勤距離が2kmの場合、近いため歩いて出勤することを選択している隊員もいます。
自転車に切り替え、申請することで通勤手当が貰えます。
ママチャリだと5か月で元を取れる
自転車通勤だと、距離の条件を満たせば通勤手当が支給されます。
ここで大事なのが、ママチャリを使用する事です。(ロードバイクに好きで乗っている方はそちらをおすすめします。)
ママチャリだと安いもので10000円程度で購入できます。
通勤距離が5km未満の場合、10000 ÷ 2000 = 5
つまり、5か月で元を取れ、以降は毎月2000円の黒字です。
通勤距離が増えればその分手当の額も増えます。
その他には、リセールの良いロードバイクを使うのも賢い手です。
また、自転車通勤していても、そもそも通勤手当の存在を知らない自衛隊員も多いため、気付いていなければ教えてあげましょう。
車だとガソリン代がかかって実質マイナス
車通勤をしている方は、通勤手当を貰っている場合がほとんどだと思いますが、実はトントンもしくは損していることに気付いていない方が多いです。
実際にガソリン代を計算してみました。
燃費10km/L、片道4kmの場合、支給される手当は月2000円です。
月のうち20日出勤した場合の手当とガソリン代の収支は
結論から言うと月約ー400円の赤字になります。
(往復距離)8km × (出勤日)20日 = 160km(1ヶ月走行距離)
(1ヶ月走行距離)160km ÷ (燃費)10km/L = 16L(1ヶ月ガソリン消費)
(通勤手当)2000円 ÷ 16L = 125円 よりガソリン代が高い場合は損しています
ガソリンを1L当り150円で買っていた場合
150円 × 16L = 2400円 の支出になり
2000円 – 2400円 = 約ー400円の赤字です
さらに上記の費用に
とはいえ、便利な乗り物なので400円を気にしない方は車の方が良いでしょう。
ここで、奥さんにお小遣いをupしてほしいと思っている自衛隊員の方に耳寄り情報です。
通勤手当を貰って「お小遣いup」かんたん交渉術4ステップ
車で通勤していたのを、自転車通勤に切り替えることでお小遣いupを実現できます。
そのかんたん交渉術④ステップを説明します。
この交渉術により、2000円~7000円程度のお小遣いの上昇が見込めます。
※ご家庭状況によっては、増えた通勤手当をそのまま家計に回されたり、奥さんの化粧代になってしまうケースがあることをご了承ください。
その際は一切の責任を負いかねます。
まとめ:自転車を使って通勤して、増えた通勤手当分のお小遣いUPを目指そう
この記事を読めば、数千円からのわずかな額ではあるものの、通勤手当を受け取ることができ、さらにお小遣いupに繋げられることでしょう。
周りの自衛隊員も、意外と知らない場合があるのでその際は教えてあげてください。
国家公務員としての福利厚生を有効に使い、お得に生活をしましょう。
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